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イギリス、ハマーフィルム社製。。。
ドラキュラはクリストファー・リー!193センチ、低音で魅力的な声の名優である。
ロード・オブ・ザ・リングで白い魔法使いサルマンを演じていましたねえ。
カラーじゃないと思い込んでいたら、カラーだった。
いやあ、若いわあ!!

ピーター・カッシングがヘルシング教授。リーとカッシングはドラキュラシリーズを何本か撮っているらしいが、
いつもリーがドラキュラで、カッシングが教授という組み合わせだ。
2人とも雰囲気が似ているから、どちらがドラキュラを演じてもいいような気がするけれど・・・。

リーのドラキュラは、立ち姿が美しく、物腰が優雅でいかにもな感じ。

階段を音もなく下りていくさまにはうっとり。

ミナもルーシーも美しくて、いいわあ。
コッポラの「ドラキュラ」は、絢爛豪華な色のシャワー的な映画だったけれど、
(ドラキュラはゲイリー・オールドマン、ヘルシングはアンソニー・ホプキンス、ハッカーはキアヌ・リーブス、ミナはウィノナ・ライダーという豪華さ!)、色はシンプルな方がいいなあ。
おどろおどろしさがあった方が怖さが際立つというか・・・。

あまり、涼しくはならなかったけれど、懐かしく観られました。

最近読む本がないなあとか、読んでいる本に飽きた時に読む、お気に入りの本というのがある。
吉本ばなな氏「キッチン」、武田百合子氏「富士日記」、川上弘美氏「蛇を踏む」、江國香織氏「きらきらひかる」「落下する夕方」、P.D.ジェイムズ氏「神学校の死」、風野真知雄氏「大江戸定年組シリーズ」「耳袋秘帖シリーズ」・・・・・・等、きりがないからやめる。お気に入りが多すぎだし・・・。
藤沢周平氏も好きなのだけれど、ほろ苦さが痛いと感じる時には読めない。宮部みゆき氏もよく読む。
乱読だ。
小さいころから本を読む子供だった。小学校の図書館がとても大きくて所蔵数も多かったので、本を読むにはとてもいい環境だった。
そのころ、クラスメート達がよく読んでいたのは、図書館の本ではなく、シャーロック・ホームズシリーズと怪盗ルパンシリーズで、今のように本を安く大量においてある中古本屋はなく、本は高かったからたくさんは買えず、手分けして1冊ずつ購入し、友人同士でまわし読みをしていた。
中学校は、図書館がとても貧弱だったが、有島武郎、志賀直哉、夏目漱石、森鴎外などを読んでいた覚えがある。
高校に入り、私よりはるかに読書量が多い友人に囲まれ、薦められる本も多岐にわたったけれど、いくら乱読でも私の頭では理解できない本も多くて(経済学、政治学系)、辟易したのを覚えている。
その中で、友人の一人が吉行淳之介氏の「娼婦の部屋」を貸してくれた。
この本を読んだ時の衝撃は忘れない。
当時私は、思春期特有のうつ状態で(周りにも欝の気の人は多かったが)、精神的に出口が見つからない状態が続いていた。その時に出会ったのが、吉行淳之介氏だった。まさに、はまった。
それ以来、氏の本をあさって読む日々が続いた。
そして、沈没している精神状態を少しずつ浮上させていった。
今でも、氏の本は、ウチの書棚の、一番良い、取りやすい位置に陳列してある。
時々取り出して読む。どれが一番とはいえない。
「お気に入り」とはまた違う分類の大切な本なのだ。
ところで、今読んでいる本は、京極夏彦氏の京極堂シリーズ「陰摩羅鬼の瑕」。
オンチラキのキズと読みます。。。

様子をみていた金魚たちは、昨年産まれた1匹を残して全滅。

可哀想なことをしてしまった。こんなことは初めてなのでがっくり。
何故昨年産まれた、一番小さい金魚が元気なのかも不思議。あー、金魚がしゃべってくれたらなあ・・・。
本当に小さな生き物ほど育てるのは怖い。
とうとう金魚は10匹になってしまった。あーーー。

晴れ間を探しては、ちょこちょこ干していた梅干はせっかく塩が噴き始めたところにまた雨が降り、干す前の梅のような状態に逆戻り・・・。
朝顔は、早くも種を作り枯れかかっている。
6月末に消毒をしたのに樹木には毛虫がまた出始めた。
野菜は値上げが始まり、比較的野菜が安いこの辺りでも、今日はきゅうりが4本200円だった。
コメは大丈夫かしら・・・。
太陽の偉大さを感じるこのごろ。


招待券が当たったので、国立新美術館で、6月24日から9月7日まで開催されている「ルネ・ラリック展」に娘と行ってきた。
2人とも寝不足で体調がイマイチで出かけたので、美術館に着いた11時半ころに、ちょっとばててすぐ休憩。
地下のカフェテリア・カレで軽食をとり、人心地ついたので、会場に入る。
阿修羅展のような混雑は全然なく、客層は年配の女性が多い。
会場はジュエリーとガラスのフロアに分かれていた。
ジュエリーコーナーは、皆興味津々で、じっくり見ている人が多かった。
特に、ハットピン「ケシ」やティアラ「雄鶏の頭」は緻密なうえに、デザインもすばらしかった。
宝石も使ってあるけれど、とくに「バロックの真珠」と呼ばれる真珠が使われているモチーフが多くて目を引いた。「バロックの真珠」は、普通のパールのように均一な球体ではなくて涙滴型のような形で、1つ1つ個性がある。色もピンクがかっているものや、黒真珠のような色までさまざまだ。
車のボンネットの真ん中の先につける(ベンツのマークがついている場所)、カーマスコットも多数展示されていて、これは男性が興味をもっていましたね。
娘はデザイン系の学校に行っているので、刺激になったらしく発想のすばらしさとかに感心しきりだった。印章のデザインはとても参考になったと。
私は、パンジーのブローチが良かったなあ・・・。
ガラスのフロアは、たくさん花瓶がおいてあったけれど、ジュエリーほど人気はなくほとんど素通りの人も多かった。もうちょっと、作品の配置を考えると、最後まで飽きずに楽しめたのではないかな。
ラリック展の出口のミュージアムショップはすごかった
年配の女性の方々の、宝石に対する思いは格別なようで、シルバーに宝石をあしらったもの、例のバロックの真珠を使ったアンティーク調のネックレスなど熱心にごらんになり、結構な値段でしたが購入されている方も多かったですねえ。
ある意味、展覧会で一番インパクトがあったかもしれない。
私と娘は地下のミュージアムショップが好きなので、そちらでお土産を物色して、あまり値段が張らずに
それぞれ気に入ったものを手に入れて、帰途についた。
歩き疲れたけれど、実りある展覧会で2人とも満足しました。

おまけに、3年未満の金魚の水槽と、金魚すくいの金魚が危機である。
金魚すくいの金魚2匹は、薬浴させていて、まあ調子が良かったので、3年未満の金魚の金魚鉢へ入れてみた。
その後、ほとんどの金魚の元気がなくなってしまったのだ。。。
元のように、別々にして様子をみていると、エラが変な形になっている金魚が元気がないのだ。
元々、3年未満の金魚の半分は、エラが変形している。1匹は骨もいびつでまっすぐではない。
たぶん、自然下では育たなかった個体だと思う。
水槽でゆったりすごしているので生き延びたのだろう。何とか生き延びたので、この後もゆったり過ごさせたいけれど。。。
今のところ、食塩水浴をさせて静かに様子を見ている状態。
なんとか、持ち直して欲しいが、どうなることか・・・・・。


直径8センチくらいの、アケビの実に似た、赤紫色の楕円球体の実を割って中身を取り出し、それに砂糖と水を加えてジューサーにかけた飲み物だ。細かいタネもそのままジューサーにかけられていたので薄い黄色に黒のタネが混じったジュースだ。
初めて飲んだ時には、不思議な味だったなあ。甘酸っぱいような、とても、青臭い感じだったのを覚えている。
2年くらいまえに、栃木県でも栽培している農家があるのを知って8月ごろ連れ合いが買ってきた。
実を割って、スプーンですくって食べた時にはこれが本物かという感激だけで、味に対してはそうでもなかった。
しかし、昨年体調がイマイチになってから食の好みも変わってきて、特に果物に対しては甘いものをあまり受け付けなくなった。
もともと私は、果物がなくても平気なほうで、しかも生の果物よりドライフルーツの方が好きだ。でも、ドライフルーツも1粒くらいで十分で、もちろん、毎日食べなくても平気。
昨年は、益子に行った帰りにのざわ農園という直売農家に寄って赤紫だけでなく、クリーム色のパッションフルーツも買ってみた。
外皮がクチャクチャになってからが食べごろで、そのころには甘い香りもするから部屋中魅力的なにおいがする。

それで、このクリーム色の甘酸っぱいパッションフルーツにはまってしまったのだ。赤紫の実より、酸味がある。実際の糖分は、クリーム色の方が高いそうだが酸味があるのでそう感じないのだそうだ。
クリーム色の実は、バニラアイスにのせて食べても美味しいですよと農園のご主人。
おすそ分けに数人の友人に送って喜ばれた。
今年は、7月から収穫がされていてさっそく3キロ買ってきて毎日楽しんでいる。1キロ、だいたい10個くらい。
朝、食欲がないので、お弁当作りの前に1つ割って食する。。。
のどが渇いているのもあって、飲み込むと体に沁み通っていく感じ。酸味もあるから、寝起きのぼんやりした頭もはっきりするのだ。。。

味がわかる年齢になってきたのかしらん?単に食の好みが変わっただけか?
いずれにしても、私にとって夏を乗り切るのに欠かせない食べ物になっているのだ。

そういえばなあ、私もそういう年まわり、つまり何だかいろんなことが起きる年まわりが何年か毎にある。
結婚前、連れ合いと付き合っている時に、連れ合いの母親(義母になる)が調子が悪くなり内科に検査入院をすることになった。義母はそのころ49才だった。そのうちに、1ヶ月遅れで私の母が調子が悪くなり(47才)、婦人科に入院。
母が入院している最中に、父(51才)の方の消化器科の主治医からもいろいろ話があったり、数ヶ月間は大変だった。
義母は、愛する息子がどこの馬の骨ともわからない女と結婚しようとしているのでえらくショックで、更年期の症状が悪化。連れ合いは一生懸命母親孝行していました。それでも義父が私のことを気に入ってくれていたのでなんとか今がある。
母は、子宮筋腫を無事切除して退院。父は治療方針が決められて、とりあえずまずまず落ち着いたのだった。
そして、私が33歳のときに、父(59才)と義父(61才)を1ヶ月違いで相次いで亡くした。どちらも治療中だったのだけれど、急展開だった。
私は、その年「あー、今年は本厄だあ。」と気がつき、厄除けに母と一緒に行ったのだけれど、その厄が父たちに及んでしまったのかなあと、後でずいぶん考え込んでしまったものだ。
意識しなかったが、前厄で息子を、後厄で娘を産んだので、知人から「前厄も本厄も後厄も落としたことになるのねえ・・・。」としみじみいわれたものだ。それに、父と義父は60才の厄の前厄と後厄になるので、これも無視できない感じなのだ。
渦中にいる時には、本当にわからない。無我夢中で過ぎていった気がする。
それでも、1つ1つできることをこなしていった事で、家族との絆が強まったり、自分を見つめることができるようになった気がする。。。
「うーん、うさぎさんは何が目的で行くの?」
「金魚すくい!」
「あー、そう・・・・・・・・。」
数日前の連れ合いとの会話。

昨日、今日と宇都宮では「第34回宇都宮 宮まつり」が開催されている。
毎年、8月最初の土・日が開催日なのだ。
大通りと、オリオン通りと呼ばれる歩行者・自転車専門の通りとがメイン会場になる。
大雑把にいえば、大通りはお神輿が通る場所で、オリオン通りはオリオン通り商店街や一般応募の七夕飾りが飾られ、屋台が多く出ている場所である。
まだ、34回なんだあ・・・。私より若いし・・・。私が小さい頃は、「バンバ通り」と呼ばれていた中心部。
そのころ、七夕飾りは大規模な華やかな飾りで、アーケードの天井付近から飾られ、小さい子供が歩いていて手をのばせば届く位の高さ・長さがあった。人の通りも混雑というほどではなかったように思う。
昨今は、少子化っていうけれど、本当に子供は少ないのか?というくらい若者が集まり、たいそうな賑わいである。
毎年、5時ころには会場に着くのだが、今年は7時ころに着いたので会場の雰囲気が違う。
知り合いが七夕飾りを出しているので、とりあえず上を見ながらオリオン通りを進む。七夕飾りは、減少傾向にあると思う。宇都宮の中心部の集客率が落ちているのが反映されているのか、小規模の飾りになっているし、数が少ない。
知り合いの飾りを確認して、ほっとして神輿を見に大通りへ移動。人気のある屋台・店は長蛇の列。二荒山神社参拝のために階段を上る人たちはひきもきらない。
お神輿をみてから、釜川プロムナードをぶらぶらして各々食べたいものを探す。
ダイニングふくろう(ジャンボ炭火焼ハンバーガーがある)で、少し休み金魚すくいはどうしよう・・・。出だしが遅かったし、人の多さに疲れてしまって腰が引け気味。
金魚すくいの屋台は人が多いところにしかないのだ。帰り道、屋台がなければないで仕方ないと思いながら歩き、本当にないなあと思っていたらオリオン通りの入り口に1軒見つけた。
すくえなくても、2匹いただけるんだそうな。
1回300円というので、試してみた。
2匹目をすくったところで紙が破けてしまい、結局1匹すくい1匹おまけしてもらい終りにした。
金魚すくいは、無心でやらないとダメなのに、気持ちがあせってうまくいかなかった。
再度挑戦したかったけれど、金魚が酸欠になりそうな雰囲気なのでさっさと帰って何とかしなければならない。

金魚と一緒に臨時電車に揺られて帰ってきたのだった。

少し薬を入れた金魚鉢に金魚を放した。この状態で何日か観察することになる。
とりあえず今は生きている。
無事に生き延びればいいな。。。
昨日の人出は25万人だったそうな、すごいわ。


あー、それなのに~。

セミが鳴いている。アブラゼミらしい。「ジィー、ジィー」系の鳴き声だ。
朝からかしましいなあと思ってうつらうつらしていたら、にわかに切迫したけたたましい鳴き声に変化。
ジィ、ジィ、ジィ、ジィ、ジィ、ジィ、ジ、ジ、ジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
鳥にでも見つかって追い回されているのかな・・・。
この時点でもうつらうつらだったのだが、いっこうに静かにならず、けたたましい鳴き声のままだ。鳴き声が大きくなっているので何事??と思って2階の窓から回りを見る。
目の高さを上から下へ・・・、庭を見下ろしたところで見つけた。
白いお腹を上にして羽をバタバタと動かし逃げ回っているアブラゼミと、傍でみているすずめ。
鳴き声はいよいよ激しいので、はやくつかまえて食べればいいじゃないかと上から言ってみたが、聞こえるはずもないし、すっかり目が覚めてしまったので顛末を観察することにした。
鳴きながら逃げ回っているセミを、時々すずめがつっついている。こんなに鳴き声が大きいと他の鳥がきてしまうじゃないかとやきもきするが、すずめは時々首をかしげてセミを見ている。
すずめがつっつくときに、鳴き声がなお大きくなる。
もっと大きな鳥なら、エサを一のみにできるのだろうが、すずめは口が小さいので一気に食べられないのだ。
結果、アブラゼミの苦痛は長引く・・・・・・・。早く何とかしてよ、まったく。。。。
からすが庭を横切ったときには、木の陰に隠れていたけれど、セミを放り出すでもなく最後まできちんと食して朝食を終えて飛び立ちました。
今日は、宮まつりなのだ。。。雨が降りませんように。。。

観客は母を入れて4人だったが、年配の女性のカップルが映画の間中、映画を観ながら語り合っていたのですごくうるさかったらしい。。。やれやれ・・・。

映画を観るときに、この監督ならいつも観るとか、この俳優だと必ず観るという見方はしないのだけど、我ながらどうやって映画を選んでいるんだろうなあ。

でも、監督で観ているかなあ。イングマル・ベルイマン、ラッセ・ハルストレム、ジェイムズ・アイボリー、ペドロ・アルモドバル、クシシュトフ・キェシロフスキ監督方の映画は結構観ているから。
ウチの地方は、ハリウッド系の映画は上映するが、独立系の映画はあまり上映しない。シネコンが台頭してきてから、町の映画館は3つなくなり、1つは細々と続いているが、観客が少ないと次の週には違う映画を上映したり、なかなか厳しい。
だから、映画の予告編をみて、この映画を観たいと思ってもこちらの映画館では上映されないというのが多い。東京まで映画を観にいくほどマメではないので、映画館に行かずに、CS放送契約している「洋画★シネフィル・イマジカ」か「Movieプラス」で楽しむことになる。
特にシネフィルイマジカはヨーロッパ映画を直輸入して放送したり、古い映画を放映してくれるのでとても楽しめる。8月はヴィム・ベンダースの特集があるんだあ~、これははずせない。
昔ながらの映画館が良かったのは、自由な席が選べたこと。開放的で、ポップコーンのにおいで気分が悪くなるなんてことがないことかな。今はやりのシネコンは、私にとっては息苦しい空間なのだ。

というわけで、シネコン映画館に行くのが減っている。細々映画館が生き延びるのを願っている。

04 | 2025/05 | 06 |
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金魚、泥鰌、メダカ、なまず、オカメインコと暮らしています。
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