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頭の整理を兼ねた日記です。
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Posted : 2009/08/23 21:07
「たくさんの愛と驚きと時間たち、そして感動。人生はいつもミステリーに満ちている。」
さて、何の映画のキャッチコピーでしょうか???

今日は、頭がはっきりしないのに、なぜか録画しておいた映画を2本も観てしまって、ぼーっとしている。
1本は、「ハンニバル」、もう1本は「めぐりあう時間たち」
どちらも、ジュリアン・ムーアが出ているので録っておいた。

もう、どちらも眉間にシワを寄せて、息を潜めてみていた感じ・・・。
全然違う意味でだけれどもね・・・。片方は怖くて、片方は人生というものについての云々・・。

で、キャッチコピーの答えは「めぐりあう時間たち」なのだそうだ・・・。
うーーーーん、何というかあまりしっくりこない。
映画はもちろん観る人によって、受け取り方が違うけれど、それにしてもしっくりこない気がする。

この映画は3つの時代が交差して描かれている。
ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープがそれぞれの時代の主人公。
キッドマンがメイクをして別人のような顔を作って、アカデミー賞をとったのだけれど、
この映画はどの女優も遜色なかったように思う。
それに、男優陣もなかなか良くて、エド・ハリスがエイズに罹った詩人役でガリガリに痩せて出ているのには唖然。
スティーブン・ディレインはイギリスの古きよき時代の男を演じさせたらうまいし、ジョン・C・ライリーは誠実な夫役にぴったり。

それぞれのカップルに漂う緊張感、恐れ、愛、生きる意味、死、選択・・・。
もう、息を潜めて観てしまう。
キッドマンはメイクをしなくても良かったような気がする。
彼女は目が独特で、少年のような目をしたり、妖艶な女性の目をしたりと役柄によって全然違う。
きらびやかな役よりも、素朴な役にうまさが出る感じがする。
ムーアの抑えた演技は良かったなあ。しかし、バースデイケーキにブルーのクリームというのはちょっと驚いた。心象風景なのかしら?
ストリープは、この中ではとても自由な立場なのだけれど「自ら選択した」ということが少ない立場。
それぞれの時代、それぞれの悩みがどこにあり、どう選択していったか・・・。

エド・ハリス演じるリチャードがメリル・ストリープ演じるクラリッサの目をまっすぐ見ていうのだ。
「僕は君を満足させるために生きている。」
なにも答えられないクラリッサ。
リチャードがいるからクラリッサは生きているという証があるのだろうなあ、やっぱり。
などなど、考えさせられる映画だ。
何回見ても、違う発見がある。

私が眉間にシワを寄せてみる映画は今のところ3本あって、
「インテリア」「彼女をみればわかること」そして「めぐりあう時間たち」
よろしかったら、ご覧あれ。

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