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今日は、見なかったことにしました・・・。2,3匹目の隅をかすったような・・・。
江戸川乱歩を読んでいたのだが、怪奇モノを読むのにちょっと疲れたので、
夏目房之介さんの、「不肖の孫」を借りてきて読んでいる。
夏目房之介さんは、かの夏目漱石のお孫さんで、いろんなことをなさっているけれど漫画評論が一番有名かしら・・・。
エッセイもとても多い。
それで、この「不肖の孫」にはまってしまっている。
60年代~のフランス映画に関しては、私も同じ感想を持っているのでとても面白い。
この本の中で、
「しーんとした中で、かすかに銀食器の触れ合う音などさせながら、
〇〇〇をすくおうとすれば、みよ、生ミルクが品良く人魂状に浮かんでおられる。」
ブッ!
人魂状(ヒトダマジョウ)ですよ・・・。生ミルクがね・・・。
「無暗にやんごとない気分になりながら口に運べば、タクアンやイワシの煮付けのときには
見せなかった怪しい顔をした米粒が、〇〇〇をまろやかにまとって口にひろがる。」
ブッブッ!
怪しい顔をした米粒~。
さあて、〇〇〇にあてはまる料理はなんでしょうか・・・・・?
そう、カレーです!庶民がたべるカレーじゃなくて、いわゆる「英国風カレー」の描写なのだ。
なんだか、神々しいカレーでしょ。
明治の初め、渡来当初のカレーの扱いはこんな感じだったというお話。
言われてみればね、確かにカレーに浮かぶ生クリームは人魂にも似ているかもしれないし、
ご飯もカレーの時と、イワシの煮付けの時は顔が違うかもしれないけれど・・・。
漫画を熱く語る夏目さんが、サラサラとカレーの描写をされているのを思い浮かべて、
思わずニヤニヤしてしまう私なのだった。
ちび金さん
>月青さんは、本がお好きなのですな・・
うん、そうですねえ。ほら、深窓の令嬢だったでしょ?(苦笑)
風邪っぴきや知恵熱で外に出られないことが多かったので、自然と本に親しむことになりましたね。
本に教えられることも多かったです。
>鯨もん。のブログを全部読まれたというのが納得できました(笑)
鯨もんさんのブログは読みやすいのですよ。
つぼを押さえているっていうのかしら・・・。(ほめているんです)
読みにくいブログはやはりダメです。
私も、洋服・寝具に頭を悩ましています。
寝る時は暑いのですが、朝は冷えているというパターンで、
腹巻と首巻だけ忘れないようにしています。
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金魚、泥鰌、メダカ、なまず、オカメインコと暮らしています。
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